乗鞍でヒルクライム

この週末は年に一度の定例行事、マウンテンサイクリング in乗鞍に行ってきた。今年は結局一度も山に練習も行くことなくこの日を迎えた。平地や短い上りでのパフォーマンスは上がった気がしていたが、本当のヒルクライムではどうなのだろうか。と思いながらの出走。
行きの土曜日はあまり渋滞に遭うこともなく、11:00前に現地到着。調整を兼ねて宿から受付まで自走で行く。10%を超える長い坂を上りながら、ちょっとこれはヤバイか?と感じながら走る。普段の登坂とは全く使う筋肉が違うのを実感。とはいえ、今からじたばた出来ることもないので、普通に過ごし、レース当日は4:30に起床。朝食を済ませ、アップを兼ねて自走で会場入り。自転車を待ち列に置きのんびりと過ごす。
7:43 先頭から40人ほどの位置でスタート。先頭グループは1kmも行かない内に視界から消える。心拍が既に178位に上がっているので、これ以上のペースアップはしない様にセーブし、呼吸を少し整える。
傾斜がきつくなる中盤、全然踏めていないのに愕然とする。傾斜が緩くなると回りより早くなるが、傾斜がきつくなると、併走している人に遅れを取る。やはり急傾斜時の身体の使い方が全くちがう。
その後の心拍計を見ながら170拍程度を保ちながら走るが、ペースは上がらない。時折ダンシングをしてみるが、ダンシング中はちょっとペースが上がっても、その後のペースダウンが激しい、結局シッティングメインで行く方を選択。
森林限界を過ぎてからも、同じ様なペースで走りスパートする余力もなくゴール。正確なタイムはわからないが自己ベストには及ばなかったのは確実。
心拍データを見ても、そこそこは強度を保っているが、その割にペースが遅い。これが今のヒルクライムの実力ということだ。レース後、臀部の筋肉が猛烈に痛む、普段使っていない筋肉なのだろう。身体の消耗感もいつになく激しかったので、現在の体調と能力の中では、追い込めたのでこれで良しとしておく。
ヒルクライム練習が必要だという、当たり前の結論を得たのが今回のなによりも収穫。平地の速さの向上は傾斜の緩い場合や短い場合には寄与するが、ヒルクライムレースにはあまり関係が無い(すくなくとも自分の場合)。ロード乗りとしての総合力の向上が中期的な目標なので、次につぶすべき所が明確になった。

8/29(土)乗鞍移動・調整走:走行時間:37:08HR;Av 121 Mx 165 走行距離:11.3km 走行速度:Av 18.2km Mx 42.6km Cad:Av66 MX95 気温;Av24℃ 登坂高度:200m 消費カロリー:274kcal

8/30(日)乗鞍移動・アップ:走行時間:16:47HR;Av 140 Mx 164 走行距離:3.8km 走行速度:Av 13.7km Mx 24.8km Cad:Av72 MX94 気温;Av16℃ 登坂高度:160m 消費カロリー:159kcal

8/30(日)乗鞍レース・移動:走行時間:2:23:40 HR;Av 142 Mx 178 レース中:Av 170 Mx 178 走行距離:44.6km 走行速度:Av 18.6km Mx 54.1km Cad:Av81 MX114気温;Av16℃ 登坂高度:1200m 消費カロリー:1434kcal