「初動負荷」という呼称が生む誤解

クリスマスに広島県福山で見た光のアー

「初動負荷」として識別されるトレーニングメソッド。 確かに負荷をどの様にかけるかを明確に表しているし、それで他のメソッドと差別化はできていると思う。 ただし、その本質をあらわしている呼称かと言うと、実践してみるとちょっとちがうと思う。 まず、他のメソッドとは強化の考え方が全くちがう。
複数の筋肉の調和した筋反射の癖を身体に覚え込ませること。 これは、筋肉が拮抗しあって、力を打ち消すこと「共縮」を防ぎ、効率的な身体の使い方を週間づける。 ということを狙っている。 とてもエコノミカルな身体の使い方とも言える。 結果、股関節の伸展、肩甲骨の動きを連携させる動きに帰結するのでそれを習慣づけるといことになる。 
結果、股関節、肩甲骨の動きを大切にすると、身体の後ろ側の筋肉群を集中的に動かすことになる。後は最近ブーム化してきた、体幹の筋群を股関節、肩甲骨と調和的に動かすことが付随してくる。
その意味で「初動負荷」はあくまで、それらが実現された結果であり、それを習慣づける手段でしか無い。

で、自転車にとってどうか? と言うと、すぐに語るには、頭の中に色々ありすぎる。
ただ、自転車そのものが初動負荷的な運動であり、器具であることは確かだと思う。だからこそ、ちょっと混乱し、複雑になっている気もする。
1/28 左膝が本調子でないので、久しぶりに3本ローラー 40分